第84回応用物理学会秋季学術講演会

クロスオーバーシンポジウム
「有機エレクトロニクスの開拓と未来展望」
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はじめに



1950年代の赤松先生,井口先生,松永先生のペリレンと臭素による電荷移動錯体の発見以来,人間の手による有機物の導電性を制御する試みが幅広く行われ,日本がこの分野を主導し,現在の有機エレクトロニクスの発展に至っています。

このシンポジウムは「クロスオーバー」をキーワードに応用物理と化学,有機導体と有機エレクトロニクス,基礎と応用など,少し違う立場の研究者同士が交流することで,有機エレクトロニクス分野の新たな展開を探る機会となることを願って開催します。

招待講演ではその先駆者の軌跡から現在の最先端のトピックまでを概観します。一般講演も募集致しますので,この機会に様々な分野の研究者が集い,議論を深めていただければ幸いです。

発起人   八瀬 清志 (産業技術総合研究所)
世話人   長谷川 裕之(島根大学)
調整役   丸山 伸伍 (東北大学)
  横倉 聖也 (北海道大学)
  小簑 剛  (兵庫県立大学)


What's new?
2023/6/10 シンポジウムホームページ開設しました。




日時・会場



日時: 2023年9月21日(木) 9:00〜
会場: 熊本城ホール A303室(第84回応用物理学会秋季学術講演会会場)





招待講演



このシンポジウムでは,下記の先生方から招待講演を戴く予定です。講演題目は仮題で,変更の可能性があります。(順不同)

ご芳名 ご所属 講演題目
石黒 武彦 先生 京都大学名誉教授 有機導体・半導体の三四半世紀
森 健彦 先生 東京工業大学物質理工学院 材料系 電荷移動錯体を用いた有機エレクトロニクスの可能性
瀧宮 和男 先生 東北大学大学院理学研究科・AIMR・RIKEN CEMS 分子性半導体の結晶構造:制御と予測
芥川 智行 先生 東北大学多元物質科学研究所 強誘電性有機半導体の開発
山本 浩史 先生 分子科学研究所 有機強相関電子デバイスの現状と今後の展開
原田 潤 先生 北海道大学大学院理学研究院 柔粘性/強誘電性分子結晶の開発
南 豪 先生 東京大学生産技術研究所 有機トランジスタを用いた化学センシング
中村 雅一 先生 奈良先端科学技術大学院大学 超フレキシブルエレクトロニクスを目指して
内藤 俊雄 先生 愛媛大学大学院理工学研究科 未知のデバイスを目指した機能物質開発
長谷川 達生 先生 東京大学大学院工学系研究科 分子秩序化を使いこなす有機エレクトロニクスへ




懇親会



本シンポジウムに関係の皆さまの親睦を深め,今後の研究発展の一助としていただく機会として,懇親会を企画しております。下記ボタンよりお申し込みをお願い致します。

日時:9月21日(木) 19:00〜
会場:ジャンジャンゴー
※熊本名物「太平燕(タイピーエン)」で有名な「紅蘭亭」の姉妹店です。
熊本県熊本市中央区花畑町13-10 セカンドサイト1F 096-323-1121
会費:6,000円程度(学割検討中です)




締め切りました
(幹事までお問い合わせください)







講演プログラム


本シンポジウムは以下のプログラムの通り開催される予定です。講演要旨は第84回応用物理学会秋季学術講演会の公式ページからダウンロード可能です。

タイムテーブル
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タイムテーブル